広告賞は正直辛かった。

2011/12/28

読売広告賞の優秀賞を頂いた。

正直、ホッとした。

自分はこの業界に向いていないんじゃないか、

やっていけるのか、

と自問自答する日々でした。

正直苦しかった。

これを考えている当時

肉体的にも精神的にも辛くて

ぜんぶどうでもいいと

なりかけていました。

その中で、賞をもらった。

なんだかすこし救われた気がしました。

世の中には

賞なんて取らなくても

優秀な方はたくさんいます。

でも、それでも

仕事の合間に、

休みの日に、

ひたすら

作った甲斐があったなぁと

ホッとしました。

実際、焦っていたんだと

思います。

毎日と、周りの評価と、自分に。

ここは、良くも悪くも

常に誰かと比べられる世界です。

作ったものに対して

「いい」「かっこいい」「ださい」「だめだ」と、

簡単に言われる世界です。

ダメなものを作る人に対して

周りの目は冷たいです。

今回は、

コピーライターの萩原と組みました。

たくさん考えました。

みんなが遊んでいる間に、

寝てる間に、

飲んでる間に、

一生懸命考えていました。

コピーひとつをとっても

「、」をつけるか、つけないか、

そんな人からしてみれば

気にもしないであろう、

ばかばかしいであろうことを

真剣に考えて

議論していました。

電通1年目のADは時間があるから

賞をもらえたんだろうと、

そういうことも言われましたが、

そうです。

それも、間違っていないです。

そういうことを許してくれる

会社の風土に感謝するばかりです。

でも、考えて考えて作ってみようと思いました。

誰よりも努力しないと、

人並みにはなれないから。

きっと才能ってものがあったら

この会社にはいないと思います。

私には才能はありません。

たまたま、デザインの神様がほほえんでくれました。

賞は、気まぐれで、

宝くじのようなものです。

その時の気分や雰囲気に

左右されます。

他にもあったであろう

素晴らしい作品の中で

こうやって選んでもらったのは

本当に運がいいとしかいえません。

やっとスタートラインに立ったような

気分です。

本番は、まだまだこれからで

まだ、始まってもいないかもしれません。

そして

協力してくれた村上さん、

カメラマンの又来さん、

レタッチャーの竹内さん、

本当にありがとうございました。

この作品は、一人では絶対に

作ることが出来なかった。

皆様の名前が売れ、

お仕事に繋がることを願い、

何よりも一緒にこうやってものを作れたことを

とても嬉しく思っています。

撮影もとても楽しかった。

初めてのチームで制作したものが

賞として残ることはとても嬉しいね、

皆で話していました。

この作品を作るにあたって、

アドバイスをくれた先輩方、

上司の方々、

そしていま育ててくれているトレーナーに

心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

そして、家族。

おばあちゃん、ゆみちゃん、たけしくん、ヒナちゃん、はるくん

ありがとう。

なんて幸せな家族の元に生まれてきたんだろう、と。

いつも、いつも

助けられるのは家族です。

そして最後に。

ロケの時、

カメラマンが言った一言をよく覚えています。

「これは絶対、読売新聞に載るんで、見てくださいね!」

まだ応募もしていない時でした。

それが、現実になる時が来ました。

さぁ、明日の新聞を楽しみにしよう。