HP

2011/06/16

HP作りました。

It is my portfolio web site, please check it! xoxo

Special thanks : bouze

HAMI

Bye bye my dear friend

2011/06/11

『彼女が帰る日になりました。

私はいつも通りに、彼女の部屋へいって

おはようの挨拶をしました。

「見送りに来て欲しい」

と彼女は言いましたが

私は「学校に行かなくちゃ」と断りました。

出来る事なら見送りに行きたかったけど

泣いてしまう気がして、彼女が帰ってしまった後で

ひとりでここに帰ってくるのが嫌だったからです。

彼女は「キャッシュをおろすから途中まで一緒に行こう」と

二人でバス停まで駅のほうまで歩きました。

毎日一緒に歩いた道です。

「キャッシュマシーンなんて見つからなければいいのに。

そうすればもっと一緒にいられるのに」

と言ったら彼女はうんうん、と笑っていました。

その言葉通り、

彼女と歩いている間、キャッシュマシーンがあったのですが

私は黙っていました。

辛い別れが一秒でも先にあった方がいいと思っていました。

駅まで行くと、キャッシュマシーンに並ぶ人々が見えます。

私たちは無言でその列に並びました。

彼女がお金をおろし終わると、

学校へ行くバスへ乗る私について来てくれました。

バス停に二人で座って私は

「あなたに会えて良かった」と言いました。

「うん、あなたに会えて良かった。

良い人々と会うことは難しいことだから…」

「あなたといて、すごく楽しかったよ、寂しいな」

「うん、寂しくなるね。元気でね。また会おうね。」

泣きながらハグをしました。

68番のバスがやってきました。

私はバスに乗って、窓側の席に座りました。

彼女はその外から私を見ています。

泣きながら、彼女に手を振りました。

見えなくなるまで、ずっと目をそらさないでいました。

彼女がどんどん小さくなっていて、お互いの距離が離れて

この距離がどんどんひらいて、海を超えてもっともっと

大きな距離になっていくんだなと、漠然と思いました。

彼女が見えなくなった時、

喪失感を

感じました。

今でもこの情景をよく思い出します。

忘れたくても、忘れられないものだからです。

それからは、いつも通りの日、いつも通りの授業を受けて、

彼女が帰ったことだけがいつも通りではなかったと思います。

でも時間はたつし、日常は淡々と過ぎるものです。

その日の夜、帰るとビニール袋が部屋の前に置いてありました。

そこには私の名前が書いてあって、

中には、お菓子や、生活用品など、

彼女が私宛に置いていったものでした。

彼女がいたはずの、部屋のドアを見て

ああ、ひとりぼっちになちゃったな

そう、思いました。』